ワインのタイプについて

 

タイプ別の見方について

甘い・辛いは、味覚の中で最も判りやすい感覚です。ただし、『甘く』感じるか、『辛く』感じるかは個人差があるため、単純に分けることは難しいです。グルジアワインでは、ブドウの品種の違い、産地の違い、造り方の違いを軸に考え、甘・辛度(残糖度)別と濃縮度別にフルーティ系(ライトボディ・軽い)とこってり系(フルボディ・重い)とに分けて表にしてみました。分類はあくまでもおおよその目安であり、それぞれの銘柄の違いは微妙かつ複雑であることは言うまでもありません。
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甘口ワインについて

一口に甘口ワインと言っても様々なニュアンスを持ちます。ドイツなどを中心とした冷涼産地に多いフルーティタイプと、地中海地方などを中心とした温暖な産地に多い濃厚タイプとに大別できます。グルジアの甘口ワインは赤では比較的濃厚タイプですが、オジャレシなどフルーティで甘さ控えめのものもあります。白ではライト系のフルーティタイプが多いです。辛口と飲む場合は、辛口⇒甘口の順がベターです。常温でも冷やしてもOKですが、飲む温度によって甘さが変わってきますので、あとはお好みしだいです。
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@フルーティタイプ(甘さ低め) - 酸の効いた味付け、甘みの効いたたれやソース、食前、食後。
 
Aフルーティタイプ(甘さ強め) - 食後、そのまま。
 
B濃厚タイプ(甘さ低め) - 食前、そのまま、甘みの効いたたれやソース。
 
C濃厚タイプ(甘さ強め) - 食後、そのまま、果物(酸が少ないメロンや桃など)や菓子。
 

辛口ワインについて

赤ワインの濃さは「フルボディ - ミディアムボディ - ライトボディ」と表現されることが多いです。ボディとは一般にワインの濃縮度を指します。樽熟成されたワインは濃縮度が強く、コクがあります。つまり、ずっしりと重い感じがします。濃縮度が低いワインはフレッシュでコクが少ないです。つまり、フルーティで飲みやすいものが多いです。グルジアの辛口赤は全体として濃縮タイプが多いです。辛口白はライト系の果実味豊かなフレッシュタイプがほとんどです。表はあくまでもおおよその目安です。
 

甘味果実酒について

酒精強化ワイン(フォーティファイド・ワイン)は製法によりポートワイン、マデラワイン、シェリーワインなどに分類されます。ワインを発酵させている途中、または発酵後にブランデーを添加しますが、発酵途中では発酵がとまり、糖分がワインの中に残りますので甘口になります。果汁に酵母を加えると発酵がはじまります。甘口の場合、途中でブランデーの入っている樽に移して発酵をとめます。甘さは発酵をとめるタイミングによって決ります。食前酒に適しています。室温より少し冷やして飲みます。